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健康診断で蛋白尿を指摘された

蛋白尿とは?

蛋白尿は、尿中に通常よりも異常に多くの蛋白が含まれる状態を指します。

通常、健康な人の尿にはほとんど蛋白が含まれていませんが、特定の疾患や体の状態によって尿中に蛋白が排泄されることがあります。

尿に蛋白がでることによる悪循環

腎臓は血液中の不要なものを濾過して尿をつくる働きをしています。

蛋白は体にとって大切な成分なので、健康であればほとんど尿には混ざりません、しかし腎臓の働きが悪くなり濾過する膜の目が粗くなると必要な蛋白まで尿に出てしまいます。

本来は通過しないはずの蛋白が通過してしまう状態は、腎臓そのものにとっても負担になります。

そのため、病気によって尿に蛋白が出ること自体が、腎臓病の進行を早めます。

蛋白尿が出ていても自覚症状はない

尿中に蛋白質が排出されていたとしても、自覚症状が出ることはほとんどありません。

そのため蛋白尿は、健康診断の結果で気づくケースがほとんどです。

一時的に蛋白尿が検出されることもあり、その場合は問題にならないことが多いです。

しかし、慢性的に蛋白尿が検出される場合は、腎臓の機能が低下している可能性があります。

特に(2+)以上の数字が出ている場合や1+でも繰り返し陽性となる場合は腎臓内科へご相談ください。

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