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慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下する(GFRが60mℓ/分/1.73㎡未満)か、血尿や蛋白尿が出るといった腎臓の異常が続く病気です。

慢性腎臓病の患者数は約1,330万人とされており、成人の約8人に1人は慢性腎臓病です。

年をとると腎機能は低下していきますので、高齢になるほど慢性腎臓病の方が多くなります。

慢性腎臓病が進行すると末期腎不全に至り、透析療法や腎移植が必要となります。

透析導入の原因となる病気は糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎などです。

そのため、高血圧、糖尿病、腎臓病と診断されている方、ご家族に腎臓病の方がいる場合は要注意です。

慢性腎臓病は、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患や死亡のリスクを上昇させることが知られています。

つまり腎臓を守ることは、心臓や脳、命を守ることにもつながります。

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